【話題沸騰中】次世代型熱中症対策アイテム・水冷服とは ~冷えすぎるくらい冷えるのはどうして?~

2023年3月23日
水冷ベスト

水冷服とは?~冷たい水が体を駆け巡る!~

昨年の夏、次世代型熱中症対策アイテムとして話題になり人気が殺到、一気に完売してしまった水冷服(水冷ベスト)をご存知でしょうか?

水冷服(すいれいふく)とは、血管のようにチューブが内蔵してある作業着です。
冷たい水がポンプで流れ続けるので、効率よく冷感を得ることができます。
充電はほとんどの場合USB給電比較的長時間(3~7時間程度)使うことができ、だいたい体感で-5~-15℃(外気温との差)の冷感を得ることができます。
風による涼しさとはまた違う冷涼感なので好みもあることでしょう。しかし、水の力で効率よく上半身を冷やすことができるため「涼しすぎて寒いくらい」、「空調服®・ファン付き作業着より涼しいかも!」と驚く方も多い商品です。

また、空調服®・ファン付き作業着との違いはなんといっても、ファンがないということ(※ファンが付いている水冷式ユニフォームもあります)。
ファンの風で体を冷やしていると風で現場の粉塵~土埃が舞い上がってしまうこともありますが、水冷服の場合はファンがないので粉塵トラブルを避けたい現場異物混入対策が厳しい食品工場や飲食店でも問題なく使用可能。しかも空調服®・ファン付き作業着と比べるとかなり静かなので、「今まで空調服®・ファン付き作業着を使ってきたが、音がストレスだった」という方にもオススメです。
空調服®・ファン付き作業着は外気を取り込んで身体を冷やすので、火や熱源のすぐ近くで作業するようなあまりに暑すぎる現場ではあまり効果が得られなかったり、においのきつい現場ではにおいも一緒に取り込んでしまうと嫌煙されがちでした。しかし水冷服はタンクに入った冷水を使って身体を冷やすので、空調服®・ファン付き作業服では効果が得られなかった現場でも安心してご使用いただけます。
「空調服®・ファン付き作業着が使えない場所で作業しなくてはならない」という方はぜひとも、水冷服を導入してみましょう。

水冷服の使い方

使用方法はメーカーやブランドによって少しずつ異なりますが、水冷服は少量の水と氷~凍らせたペットボトルがあれば使えます。
装着方法もカンタン。ベストを着てベルトを締めるのみ。商品によっては装着3秒で涼しさを感じられます。
もし出先で氷が溶けてしまった場合は、コンビニなどで氷を調達することになるのでお金がかかる場合もありますが、凍ったペットボトルを2本用意して出勤し、職場の冷凍庫などに入れておけば追加で買う必要はありません。

山真(ヤマシン)、サンコー、JAXA(ジャクサ)の3メーカーの違いについて

2023年3月現在、水冷服は主に山真(ヤマシン)、サンコー、JAXA(ジャクサ)の3メーカーを中心に展開。その他、ユニフォームメーカーの独自開発のものもございます。
それぞれ違った魅力があるので、今回はユニフォーム代理店のユニアカが「各メーカーの水冷服の違い~価格、デザイン、サイズ展開~」を解説。これから買われる方はぜひ参考にしてみましょう。
※執筆当時(2023年3月)の情報です。

デザインが格好良いことから愛用者が続々と増えている山真(ヤマシン)

山真は特許出願中の革新的テクノロジー「ICE drip Control」により長時間駆動を実現。
フリーサイズ(S~5L相当)なので、多様なサイズ展開があるわけではありませんが、あらゆる体型の方にフィットするようベルトで調整可能になっています。

価格帯は2万円台とサンコーよりやや高くなっていますが、JAXAと比べると圧倒的に安価です。
最長50時間駆動。凍らせたペットボトルが随時必要となります。

サンコーは平均1万円台購入でき最長約15時間駆動、反射板付きのものも

サンコーの水冷ベストの魅力は、他社と比較しややコスパが良いことです。
圧倒的に安い訳ではなく数千円程度の差なので、「ちょっと高くても良いのでより高機能なものを」という方は他社の水冷服の方が合っているかもしれません。
最長で約15時間(5,000mAh)駆動し、15分の使用で表面温度が-2℃下がるという優れもの。
デザイン性も高く、あらゆる作業現場で格好良く着られるデザインになっています。

反射板付きの水冷ベストの展開もあるため、事故の起こりやすい現場にもオススメです。

JAXAの水冷下着は1着約10~12万円、価格に見合った高機能のインナーです

JAXA共同開発の水冷服は、先端宇宙服の研究成果をもとに作られたユニフォームです。
4℃前後の冷水が冷却下着全体を回る仕様で、冷水チューブの長さ~配置もとことん計算されているため、上半身を効率よく冷やすことができます。
ストレッチ性もあるので着心地も抜群。
他社の水冷服と比べるとどうしても高い感じがしてしまいますが、価格に見合った快適さのある商品です。
連続駆動時間は7時間程度。サイズはS、F(フリーサイズ)、XXLの3展開。
他社ですとフリーサイズしかなかったり、フリーサイズがやや大きめのデザインだったりしますが、水冷下着の場合はSサイズが身長155〜165cmに対応しているため、女性でMサイズの服が合うという方にはストレスなく着られるようです。

空調服と水冷服を併用する方が増えています

水冷服は、空調服®・EFウェアのインナーとして併用することもできます。
もちろん、両方買うとその分お金はかかりますし、空調服®・EFウェアのインナーとして着ると、単体で使用した時より氷が早く溶けてしまうという欠点もございます。しかし、両方買われた方は「これ以上の快適感はない」と、併用以外考えられなくなるようです。余裕のある方は、ぜひとも両方をシーンに合わせて使い分けてみましょう。
ちなみに両方新作を買おうとすると予算はざっと5万円程度必要になりますので、けっして安い買い物ではありません。
しかし熱中症で脳がダメージを負ってしまうリスクや、倒れたときには長期で働けなくなるリスクも抱えているといったことを考えると、怪我や障害を先回りして避けられるため案外コスパが良いとも言えます。

空調服®・EFウェアを使えない灼熱の現場にお勤めの方へ

2018年頃から認知~利用者が拡大した空調服®・ファン付き作業服。今では真夏の工事現場では必須と言っていいほどメジャーな商品となりました。
その一方で、業務上の都合から空調服®・ファン付き作業服を使うことができず、暑さに堪えるしかなかった方々もいます。そんな方々にとって救世主となるユニフォームが水冷服です。
企業の作業現場だけでなく、釣り、キャンプなどのレジャーの場でも大活躍する水冷服。「畑仕事をがんばっている親に空調服®・EFウェアや水冷服をプレゼントしたい」といった親御さん想いのお客様からも人気で、父の日母の日~お誕生日のプレゼントに購入される方も年々増えているようです。
人気の商品は夏前には売り切れてしまいます。本格的に暑くなる前にぜひともチェックしてみましょう。

おすすめ水冷服ピックアップ

弊社が運営する専門通販サイト【空調服・EFウェア専門店ユニアカ】では、弊社の取り扱う水冷服をすぐ手軽にご購入いただけます。
水冷服は昨年の爆発的ヒットに応じて生産量も増量しておりますが、今年もシーズン前の完売が予想されております。この夏、水冷服を使用したい方はお早目のご予約・ご購入を!

※商品画像をクリックすると、弊社運営通販サイト【空調服・EFウェア専門店】の商品ページが開き、そのままご購入できます。

水冷ベストは話題沸騰の次世代型熱中症対策アイテム。今年も夏前に一気に人気が集中し、完売商品の続出が予想されています。
水冷ベストを導入しようか迷っている…という方も、今年こそは購入を!という方も、ご購入はお早めに!
制服に導入するなど、まとまった数のご相談・ご提案・お見積りは当サイトお問い合わせからも受け付けております。お気軽にご相談ください!

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